\見る、まねる、育つ/
園庭にあるクルミの木。
今年も実を落としてくれる季節になりました。
子どもたちは毎年クルミを集めては割って遊んでいます。
今年はじめてクルミ割りをする
年少児のAくんのお話しです。
ある日、
年長年中児たちが種子を
取り出して遊んでいました。
それを見ていたAくんも当然やってみたい。
しかし。。。
クルミの種子を包んでいる硬い核。
さらにそれを包んでいる果皮も
まだ熟成されておらずこちらも硬い。。。
なので、自分でやってみるものの、
なかなか種子に
たどり着けずにいました。
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/2-1-1024x1024.png)
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/3-2-1024x1024.png)
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/4-2-1024x1024.png)
そしてしばらく経ったある日。
また、クルミ割りにトライするAくん。
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/5-1-1024x1024.png)
硬い果皮が手では剥けません。
しかしこの時は、
みんながやっていたやり方を思い出します。
彼らは石を使って叩いていたのです。
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/6-1-1024x1024.png)
石で叩いてできた割れ目から
丁寧に剥いていくAくん。
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/7-1-1024x1024.png)
綺麗に剥けたクルミを
「見てー!」
と見せてくれたAくんの表情は
とても満足そうでした。
![](https://tatenoito.jp/wp-content/uploads/2023/10/8.jpg)
見て、まねて、やってみる。
そのペースもタイミングも
子どもそれぞれ。
手を出したくなるところですが、
見守っています。
すると、子どもたちは互いに学び合い、
自ら課題を解決していきます。
うまくいったり、いかなかったりを
繰り返すなかで、
「”自分で”できた」
体験の積み重ねが
自信に繋がります。
できたことだけでなく、
その過程にもしっかり目を向けながら
子どもたちの気持ちに
寄り添いたいと思います。
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・年中:2名 (2019.4.2-2020.4.1生まれ)
・年長:2名 (2018.4.2-2019.4.1生まれ)
※2023年度の途中入園も受け付けています。