絵本で子育て講座:科学絵本と子どもの好奇心
先日、保育士さん向けに
科学絵本と子どもの好奇心についてお話する貴重な機会を頂きました。
”「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない”
(レイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』)
それは本当にその通りだと思いますし、テストの点数だけのために、
ただ知識を詰め込むことには全く意味を見出せません。
でも、「知る」ことによって、より「感じる」ことができる
というのも事実です。
名前を知り、どんな一生を送っているかを知ると、
どんなに小さな生き物でも、愛おしく思えます。
出会えた時の喜びも一入です。
子どもは、本来、好奇心の塊です。
でも、大人の関わり方次第で、
子どもの好奇心を潰すのはいとも容易いことです。
「あー、もったいない!」
と思う場面をよく目にします。
絵本講座では、科学絵本の読み聞かせを通して、
「子どもの好奇心」
そして
「子どもと関わる大人の好奇心」(←これが大事!)
を育むために大切なことをお伝えしています。
今のところ、絵本講座はオンラインでしか開催したことがなく、
そろそろ、タテノイトでも開催したいなぁ、と思っているところです。