電子顕微鏡イベント開催レポート

二日間で約100人の方にご参加いただきました!

ミクロの世界に迫るこのイベント。
肉眼、虫眼鏡、光学顕微鏡を使った紙幣や硬貨のマイクロ文字探しからスタートです。

そしてさらに高倍率の世界を電子顕微鏡で。

参加者のみなさんの髪の毛を観察したり、各種マスクの違い、昆虫、花粉、などなど。

株式会社日立ハイテクさんからお借りした卓上型走査型電子顕微鏡TM3030は超絶ユーザーフレンドリー。
おかげで、前処理無しでサクサクと観察できました。

日立ハイテクさんの理科教育支援活動サイトでは、
サイエンスアーティストの市岡元気さんとのコラボ企画動画がたくさん載っています。
色々な身の回りの試料を電子顕微鏡観察されていてとても面白いのでおすすめですよ。

私たちにとっては久しぶりの電子顕微鏡との再会でした。

研究では高温高圧実験で合成した試料を
それはもうあれこれ処理して電子顕微鏡で分析していました。

試料を合成するところから電子顕微鏡に入れるまで、
何ヶ月かかかることも
(途中で失敗して電子顕微鏡までたどり着かないことも多々…涙)。

そんな手塩にかけた渾身の試料を電子顕微鏡で見る瞬間といったら…!

今回のイベントでは、こちらが準備したものを見てもらいましたが、

やっぱり、
自分で試料を準備

電子顕微鏡に入れる

自分で操作して観察する

っていうプロセスのドキドキワクワク感を
味わってもらいたいなぁ、と思ったのでした。

電子顕微鏡でなくても、
光学顕微鏡で肉眼では見られないものがたくさん見られます。

強い興味を持つ子どもたちには、
私たちの手元にある光学顕微鏡を使って、
そんな機会も設けたいなぁ、と思っている次第です。

——<<お知らせ>>——

■NAZELAB
<イベントお知らせ>
2/6  (日) アドラー式子育て講座 「心配を信頼に変える勇気づけ子育てとは?」
2/13(日) 恐竜!宇宙!地球!東大研究者に会いに行こう!
2/20(日) 大人のための川遊びが100倍楽しくなる石の話し

■えほんや・タテノイト
・次回営業日:2/12(土)
・1月はお休みさせて頂きます。楽しみにされている皆さま、申し訳ございません。

■森のようちえん・タテノイト
・随時入園のご相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。