秩父ジオツアー開催レポート(後編)

今回のツアーには東工大・東大で地球惑星科学の最先端の研究に携わる大学院生5人をお呼びしました。

ツアーのサポートだけではなく、大学院生主体のプレゼンの時間を設けまして、それぞれの研究テーマや専門分野(地震学、惑星科学、地球深部物質科学、地質学、超高圧惑星科学)のトークをして頂きました。
学会発表と異なり、専門用語という共通言語を封印された一般向けいわんや小学生に向けての研究紹介って、本当に難しいものです、、、が、みなさんの圧巻のパフォーマンスで大人も子どもも熱狂の渦に。
みなさんの研究テーマへの情熱とそれを伝えたい気持ちを感じました。そして狭い専門領域を俯瞰的に捉えている感じは、独立したイチ研究者としての立ち振る舞いでした。

このツアー、地球惑星科学のネタを使った情熱の種蒔きとしてはじめたわけですが、研究成果の一般社会への還元、そして何より科学の魅力・価値を分かち合う(=アウトリーチ)機会にもなりそうです。

というわけで、大学院生に加え、最前線にいるfacultyの研究者ゲストもお招きして、最先端のサイエンスに触れ、ワクワクを存分に味わってもらうのも楽しいかも、なんて思っています。