【momo vol.24『私が好きな絵本 特集号』に掲載されました】
momo vol.24『私が好きな絵本 特集号』で、タテノイトを紹介して頂きました。
錚々たる憧れの絵本屋さんがたくさん紹介されている中で、
こんなに掲載して頂いて良いのだろうか…しかも、月1営業だし…と、恐縮しきりです。
取材して頂いた長井さんは、私と同じく子育て中。
絵本で子育ての話しにすごく共感してくださり、
素敵な記事にまとめてくださいました。
全国津々浦々、70もの素敵な書店・図書館が掲載されています。
書店・図書館巡りがしたくなること請け合いです(私もしたい!!!)。
そして、編集後記がとっっっても素敵でした。
ぜひ、ご覧下さい。
それぞれの書店・図書館がおすすめの絵本を紹介しているのですが、
私が”お気に入りの1冊”として紹介した絵本は、
『すてきな三にんぐみ』(トミー・アンゲラー 作 / いまえ よしとも 訳 / 偕成社)。
ああ、この三にんぐみは私のことかぁ、と思った瞬間がありまして。
犯罪を犯していた訳ではありませんが笑、
社会への関心が欠如して、
今だけ良ければ良い、
自分だけ良ければ良い人間でした。
それが、娘を出産し、
『頼まれてもいないのに、勝手に生んで、
果たして、こんな現状の日本に娘を残して死んで良いのか?』
と思い、今に至る訳です。
三にんぐみにとってのティファニーちゃん、
私にとっての娘との出会いは、
今までの人生観がガラガラと崩れ落ちるほど、
衝撃的だったのです。
”子ども”の存在は絶大です。
メルヘンハウス2代目店主の三輪さんは、”お気に入りの1冊”として、
「大人になって読んだら資本主義のことだと思いました」と同書を紹介していらっしゃいました。(まさに!)
大人になって改めて出会い直すと、
子どもの時とは違ったメッセージを受け取ることが多々あります。
それも、人によって多種多様です。
絵本は、読者に委ねられている余白が大きいからこそだと思います。
絵本は0歳から100歳まで楽しめます。
(そんなオモチャありますか?)
クリスマスプレゼントには、ぜひ絵本を。
(タテノイトの次の営業日は12/26です笑)
舘野春香